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by itarufox
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じょうきょうしょうこ/状況証拠

藤沢放火殺人事件で、東京高裁は控訴審判決公判で、画期的な判断を下した。

それまで、暴力を振るっていた佐々木慶被告と別れられることになった被害者が、
心中や自殺をするとは考えられず、それは、被害者を脅していた被告の犯行と
認定したのだ。

要は状況証拠だけで懲役15年を言い渡した。

これだけを見て取ると、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則を
無視したとんでもない判決に思われる。

しかし、決定的な物証が無ければ、どんなに状況証拠が揃っていても、
罰せられないというのは、少し間違っていると思う。

それでは、捜査の不備や計画的な犯罪には対抗できない。
そこで、状況証拠の積み重ねを持って「合理的な疑いを差しはさまないだけの立証」と
する場合があっても構わないと思うのだ。

もちろん、その高度な判断は、専門家である裁判官が法廷で行う。
白木勇裁判長は、画期的な判断をしたと思う。
テレビで見た被害者の御両親の態度が、節度ある立派な態度であり、ぐっときてしまった。
心のモヤが晴れるようなニュースだった。
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by Itarufox | 2004-09-28 01:51 | 事件/News