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by itarufox
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たからくじ/宝くじ

窪塚洋介みたく飛んじゃおうかなって、思うときがある。
別に人生に悲観しているわけじゃない。
特別いやなことがあったわけじゃない。
けど、ちょっとしたヤな事が続いて起こる。1つ1つはとても些細なことだ。
でも、そんな小さなことでも溜まってくると、致死量に達して、
その毒が心の方に回ってくる。

すると、もう死んでもいいかって気持ちになることがある。
そんな気持ちになるのは、1年のうちのほんの5分くらいの間だ。

でも、5分あれば、くぼずかる(=窪塚る)には十分だ。
特に大した理由もないはずなのに、自殺した人はこんな気持ちの時に「条件」が
揃ってしまったに違いない。そういうときに、目の前に線路があったり、
ベランダに出ていたり、手頃な紐が手元にあったりして成功してしまったのだ。
こういうときに魔が差すって言葉は、月並みだけどしっくりくる。

自分の場合、そういう気持ちになった時には、条件が整ってなかった。
それに手元に10枚連番の宝くじがあったりもした。
「抽選結果を見てからでもいいよな、当たってたら、もったいないし」
とは言っても、今まで300円の末等しか当たったことがない。
でも、もし、この宝くじが当たったら..って思うと、そんな魔が差したときでも、
少し待てる。

ここに常習的な自殺志願者がいるとする。ほっとけば、明日にもまたやりそうだ。
そこで、彼(彼女)に3億円渡してみる。お金の問題じゃないのだろうが、
全額遣ってしまうまでのしばらくの間はやらないだろう、と思う。
人生における大きな問題のいくつかはお金で解決できるからだ。

三千円で何日か延命できるのなら、かなり安い。
と、変な小理屈をつけて、連番で10枚買った。もし、抽選日が近づいたら、その前に
今度は、ロト6でも買ったらいい。そうやって抽選日を繋いでいくのも一つの手だ。
これも宝くじの効用というべきだろう。
by Itarufox | 2004-07-15 01:45 | 日記/WebLog